LINEで友達追加が勝手に増えたと感じたら、まず「友だち自動追加」とスマホの連絡先を確認しましょう。
知らない相手が表示されても、すぐ不正アクセスとは限りません。古い電話番号や番号の再利用、「知り合いかも?」との見間違いも原因になります。
LINEで友達追加が勝手に増える原因は?
LINEで自分の友だちリストが意図せず増えたとき、まず確認したいのは「友だち自動追加」がオンになっていないかです。
LINEには、スマートフォンの連絡先に登録されている電話番号を使って、条件に合うLINEユーザーを友だちに追加する仕組みがあります。
主な原因を先に整理すると、次の4つです。
- 「友だち自動追加」がオンになっている
- スマホの連絡先に古い・間違った電話番号が残っている
- 保存している電話番号の持ち主が変わっている
- 「友だち」ではなく「知り合いかも?」に表示された相手を、自動追加されたと勘違いしている
LINE公式の「LINEみんなの使い方ガイド」では、2026年9月3日時点で、「友だち自動追加」をオンにすると端末の連絡先に含まれるLINEユーザーを自動で友だちに追加する仕組みが案内されています。
つまり、自分で名前を検索したりQRコードを読み取ったりしていなくても、電話帳とLINEの設定の組み合わせによって友だちが増えることがあるのですね。
たとえば、何年も前に仕事で連絡を取った人の電話番号をスマホに残していたとします。
その番号が現在LINEで使われ、自動追加できる条件がそろっていれば、自分では追加した覚えがなくても友だちとして表示される可能性があります。
ただし、「友だち自動追加」をオンにしていれば、連絡先の全員が必ず追加されるわけではありません。
相手が電話番号による追加を許可していない場合や、相手のLINEアカウントにその電話番号が登録されていない場合など、自動追加されないケースもあります。
家電販売店で15年以上スマートフォンの操作相談を受けてきた中でも、「LINEが知らない人を勝手に登録した」と相談されることはありました。
実際に一緒に確認していくと、LINEアプリの異常ではなく、スマートフォンの連絡先に昔の電話番号が残っていたというケースがあります。
LINEで友達が勝手に増えたように見えるときは、LINEの設定だけを見るのではなく、スマートフォンの連絡先まで一組で確認することが大切です。
「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」は何が違う?
結論から言うと、「友だち自動追加」は自分が相手を追加する設定、「友だちへの追加を許可」は相手から自分を追加できるようにする設定です。
名前がよく似ていますが、働く方向が反対なので注意しましょう。
設定 何を決める設定? オンにした場合
友だち自動追加 自分の連絡先を使って相手を追加する 自分の友だちが自動で増えることがある
友だちへの追加を許可 電話番号を知る相手からの追加を許可する 相手が電話番号を使って自分を追加できることがある
自分のLINEで友だちが自動的に増えるのを止めたいなら、まず確認するのは「友だち自動追加」です。
一方、自分の電話番号を知っている人から電話番号経由で追加されたくない場合は、「友だちへの追加を許可」も確認します。

私はこの2つを「矢印の向き」で覚えるのが分かりやすいと考えています。
「友だち自動追加」は自分→相手、「友だちへの追加を許可」は相手→自分です。これだけ覚えておけば、似た設定名で迷いにくくなります。
LINEの友達自動追加を止める方法は?
LINEの友だちがスマホの連絡先をもとに自動で増えるのを止めるには、「友だち自動追加」をオフにします。
2026年9月3日時点でLINE公式が案内している基本的な確認手順は、次のとおりです。
1. LINEを開き「ホーム」をタップする
2. 右上の歯車マークから「設定」を開く
3. 「友だち」をタップする
4. 「友だち自動追加」をオフにする
LINEアプリのバージョンや端末によって、表示位置や表記が多少変わる場合があります。
さらに「自分の電話番号を知っている人からも自動的に追加されたくない」という方は、同じ画面にある「友だちへの追加を許可」もオフにしておくと分かりやすいでしょう。
自動的につながる範囲をできるだけ減らしたい場合は、
- 友だち自動追加:オフ
- 友だちへの追加を許可:オフ
- 必要な人だけQRコードやリンクなどで追加する
という使い方がシンプルです。
なお、「友だち自動追加」をオフにしても、すでに友だちになっている相手は自動では消えません。
設定をオフにするのは、これからの自動追加を抑えるための操作です。すでに追加された相手の整理は別に行う必要があります。
スマートフォンの連絡先を長期間引き継いで使っている方は、この機会に電話帳も見直してみてください。
「スマホの連絡先」と「LINEでつながりたい人」は同じではありません。ここを分けて考えることが、意図しない追加を減らす重要なポイントです。
LINEに知らない人が表示されるのはなぜ?
「電話帳には知っている人しか登録していないのに、LINEには知らない人が出てきた」という場合は、電話番号そのものが現在も同じ人のものかを確認しましょう。
LINE公式ヘルプでは、連絡先に保存した人物と実際にLINEを利用している人物が一致しない原因として、電話番号の変更や登録内容の間違いなどが案内されています。
確認したい代表例は次のとおりです。
- 昔保存した電話番号の持ち主が変わっている
- 1人の連絡先に複数の電話番号が登録されている
- 電話番号を間違えて保存している
- 使われなくなった古い番号が電話帳に残っている
携帯電話の番号は、以前の利用者が解約したあと、時間を置いて別の人に割り当てられる場合があります。
たとえば、昔「田中さん」の番号として保存した電話番号を田中さんがすでに使っておらず、その番号を現在は別の人が利用していれば、電話帳の名前と実際のLINEユーザーが一致しなくなる可能性があります。
そのため、「知らない人が表示された=不正アクセスされた」とは限りません。
まずはLINE上の表示名だけで判断せず、スマートフォンの連絡先を開いて、保存されている電話番号が現在も正しいか確認しましょう。
もう一つ区別したいのが、通常の「友だち」と「知り合いかも?」です。
「知り合いかも?」は、相手が自分を友だち追加した場合などに表示されることがあり、自分の連絡先から自動追加された友だちと同じ仕組みとは限りません。
「勝手に友だちが増えた」と思ったときは、最初に友だちリストに追加されたのか、それとも「知り合いかも?」に表示されただけなのかを確認すると原因を絞り込みやすくなります。
ただし、知らない相手の表示とは別に、身に覚えのないログインに関する通知が届いた、見覚えのない端末から利用された形跡があるなどの異変がある場合は、友だち自動追加とは別問題としてアカウントの安全確認が必要です。
「知らない友だちが1人いる」という現象と、「自分以外の人がアカウントを操作している可能性」は分けて考えましょう。
すでに勝手に追加された友達はどうすればいい?
「友だち自動追加」をオフにしても、すでに追加された相手は友だちリストに残ります。
不要な相手であれば、相手を確認したうえでLINEの非表示・ブロック・削除などを使って整理しましょう。
特に知らない相手からメッセージを受け取りたくない場合は、ブロックが選択肢になります。
ただし、表示名だけを見てすぐ削除するのはおすすめしません。
昔の同僚や取引先、姓が変わった知人など、表示名だけでは誰なのか判断できない場合もあるからです。

私が操作相談でおすすめしてきた確認順は、次の3段階です。
1. LINEの「友だち自動追加」を止める
2. LINE上で不要な相手を確認して整理する
3. スマートフォンの連絡先から古い・間違った番号を見直す
この順番なら、「これ以上増えないようにすること」と「すでに増えた相手を整理すること」を混同しにくくなります。
特に大切なのは3番目です。
LINEだけ整理しても、スマートフォン側に何年も前の電話番号や間違った番号が残っていれば、あとで設定を変えたときに再び戸惑う原因になる可能性があります。
筆者としては、LINEの友だち設定は電話帳の整理まで含めて考えるのが、もっとも再発を防ぎやすい方法だと考えています。
LINEで友達が勝手に増えたときの考え方
LINEで意図しない友だちが表示されたとき、「何か危険なことが起きたのでは」と不安になる方は少なくありません。
しかし実際には、友だち追加にはスマートフォンの連絡先、相手側の設定、電話番号の現在の利用状況など、複数の条件が関係しています。
筆者として特に重要だと感じるのは、スマートフォンの電話帳を「LINEでつながりたい人の一覧」と考えないことです。
電話帳には、家族や友人だけでなく、昔の仕事関係者、以前利用した店舗、長く連絡を取っていない知人などが残ることがあります。
その電話帳をそのままLINEの自動追加に使えば、「電話番号は保存しているけれど、LINEではつながるつもりがなかった人」まで候補になる可能性があります。
便利な機能ではありますが、自分でつながる相手を選びたい方には、自動追加をオフにして必要な相手だけ追加する方法のほうが管理しやすいでしょう。
また、「勝手に増えた」と感じたときほど、設定を手当たり次第に変更するのではなく、
自動追加なのか → 電話帳の問題なのか → 「知り合いかも?」なのか → アカウント自体に異変がないか
という順に切り分けていくと、原因を整理しやすくなります。
15年以上スマートフォンの相談に携わってきた経験からも、デジタルのトラブルは「危険か安全か」を最初に決めつけるより、何が起きたのかを一つずつ確認したほうが解決への近道になります。
LINEで友達追加が勝手に増えた場合は、まず「友だち自動追加」を確認しましょう。
そのうえで、古い・間違った電話番号、電話番号の持ち主の変更、「知り合いかも?」との違いまで確認すると、原因を見つけやすくなります。
すでに追加された相手は設定をオフにしても消えないため、LINE上の整理とスマートフォンの連絡先整理を別々に行うことがポイントです。
出典:LINEみんなの使い方ガイド、LINEヘルプセンター(いずれも2026年9月3日確認)
よくある質問
LINEの友だち自動追加をオフにすれば、追加済みの人も消えますか?
いいえ。「友だち自動追加」をオフにしても、すでに追加されている相手はそのまま残ります。
不要な相手は、誰なのか確認したうえで非表示・ブロック・削除などを行いましょう。
「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」は両方オフにして大丈夫ですか?
自動的につながるのを避けたい場合は、両方をオフにできます。
必要な相手とはQRコードやリンクなどを利用して、自分で選びながら友だち追加できます。
LINEに知らない人が表示されたら不正アクセスですか?
知らない人が表示されたことだけでは、不正アクセスとは判断できません。
古い電話番号、番号の入力間違い、電話番号の持ち主の変更、「知り合いかも?」への表示などを確認しましょう。身に覚えのないログイン通知など別の異変もある場合は、友だち追加とは切り分けてアカウントの安全確認を行ってください。


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